『武士ドルが斬る!?』〈前編〉



 「まあ…。
 何かあれば連絡くるか…。
 そういえば…真帆…。

 徳家くんのことは…一体どうするつもりなの?」



 愛の予告もなく切り出された話に思わず言葉を詰まらせた。



 「……えっ………!?
 なぜこのタイミングで…徳家くん?」



 しらばっくれた私の近くに寄り添った愛はニマリと笑う…。


 「そりゃあ~!
 なぜ…徳家くんがあんたの事情に詳しいのかって話よ~!

 私達ですらお見舞いにいくのですら…待ちぼうけくらってるのに彼は熱心に通ってたみたいじゃない…?」



 肘の先で私の腕をクイクイ…と押し当てて問い詰めた…。



 「いやあ…。
 徳家くんとは………何かあったわけではないんだけど……。」



 「……ないんだけど?」



 愛はさらに詰め寄りながら…私に迫ってきた。



 「………誰にも言わない?」



 強気で愛に念押しした私にまた意味ありげに笑った。



 「わかったわ…!
 必要なら音声変えてモザイクいれるわ…!

 どっからでもどうぞ…!?」