「えっ…!?
いや…!!
ちょっと…今!
私のお部屋って言った?」
イヤイヤイヤ…。
それはかなり強引な展開なんですけど…………………!!
まさかの私の部屋に連れ込まれてかなり動揺しながら尋ねた。
「そうじゃ…。
ようやくまた共に暮らせる日がきて嬉しいぞ…。
吉乃…!
もう…離さぬ!」
再び抱きしめられ殿の胸に顔をうずめた。
殿の鼓動の音が聞こえる。
なんだかその鼓動音が…とても懐かしく思えた…。
その鼓動音に幾らか…気を絆され私は気がつくと殿の胸にしがみついていた。
「吉乃…。」
昔と変わらず昔の名前をやさしく呼びながら私の髪に軽く口づける…。
私はその優しい感触に心を絆されていく…。
「あ…あの…。」
「何も言うな…。
今は…このまま2人でいたい…。」
殿は切ない瞳で見つめ私の身体をソファーの上に倒した。
まさか…。
まさかね…。
殿がゆっくり私の服に手を伸ばした。
ちょっ…ちょっとー!?
ま、ま、ま、ま、ま…ってよー!!!!
確かに私の魂は…400年以上も待ってたかもしれないけど…現代の私達は自己紹介すら交わせてないのに……………!!

