驚いて払いのけ様なんて考えられないほど、情熱的で熱いキスを攻められ抵抗する力もとかれて受け止めるしかなかった…。
しかも…。
かなり長めな窒息キス…。
息の根も止められそうになりそうなほど長い………。
もう頭もクラクラしてきたところで…ようやく唇を離した。
解放された私は酸欠からか…それとも情熱的なキスの余韻に視界も眩み倒れそうになりながらとりあえず思いっ切り息を吸い込み失神しそうなのを食い止めた。
「吉乃…。」
熱く突き刺さる瞳で見つめられながら…殿は私の身体を突然そのままお姫様抱っこ状態で抱き上げられいきなり家の中に連れていかれた。
「あのっ…!
ちょっとぉ…!?」
回覧板を渡しにきただけなのに…まさかの展開に私は息をつく暇さえ与えられずたどり着いた場所は…………………。
洋風家具が立ち並ぶ見事なお部屋だった。
そのお部屋のソファーの上に下ろされた私の横に殿は腰を下ろして私をまた熱い瞳で見つめられた。
「今日から…ここが吉乃そなたの部屋だ…。
小牧山城や安土城などとすれば…かなり劣るがそなたの為に今流行りの物を揃えさせた。

