「えっーーーーー!?」
「バカッ!!
声がデカイ!!」
諷馬の口に人差し指を当てて言葉を制した。
「なんだよっ‥!!
それっ‥‥‥!!
詐欺だ…!!
姉ちゃん!
弟の心を弄んで酷いよ!!」
小声で私を睨みつけながら責め立てる諷馬の額に…拳を固めて小突き舌を出した。
「言おうとしだけど…勝手に勘違いして聞こうとしなかったのはそっちでしょ?
諷馬君のお許しがでたし…これで心おきなく彼氏作れるわ!!」
「そんなの酷いよ!!
前言撤回!!!!
俺は…認めないからね!!」
諷馬は慌てて私に前言撤回を求め女々しく責めたり嘆いたり情けない声をあげた!
「男なんだから―――――――――――二言は言わないの!?」
再び諷馬の頭を拳で軽く小突いて…諷馬を振り切り立ち上がると…隣の庭先を見つめたが既に誰もいなかった。
「何にもないじゃん!
大体…まだこんな明るいのにそんな事自宅でしないんじゃないの?」
さっきの事を根に持っているせいか…憎々しげに嫌みを言った。

