「ありがとう…!
大丈夫…!
今回は…諷馬より先に逝かないから安心して(笑)
ほら男なんだから泣かないの!
ほら…ティッシュで涙拭いて…。」
部屋の中に戻りティッシュを持ちだし再びベランダに戻ってきた諷馬に差し出した。
「チーーンッ‥」
差し出したティッシュを…2、3枚取り出して鼻を啜った諷馬を見てなんだかおかしくなって笑った。
「なんだよっ…!」
諷馬は自分が笑われたのに…気づきバツが悪そうに膨れた。
「いやあ…。
本当…諷馬が弟で助かったなあ…って思ってさ!
いやあ…ただね…。(汗)
隣の庭先から…弓矢を射る音が聞こえてきたから弓をひいてる人を探してたら…体勢崩して落ちそうになっただけだったのよ‥!
そこを‥タイミングよくきてくれたから‥本当助かったよ!!!
あと彼氏できたら…一番最初に諷馬に知らせるから…覚悟しといてね…!」
赤くなった諷馬の鼻を数回押しながら悪戯に笑い諷馬は一瞬フリーズ状態のまま動きが止まった。

