「姉ちゃん!!」
思いっきり抱きしめられて…それこそ苦しかったけど今は受け止めるしか私にはでか出来ないと感じたから…私も諷馬の身体を抱きしめた。
成長したな…。
諷馬…。
当たり前の事だけど…幼かった時は私より背も低かったし…私よりも体が小さかったのに…今は私の身体がスッポリ収まってしまうほどに身長も高くなったし、体つきも細身だけど…一般の成人男性並みの肉体になったのを肌身で感じた。
だけど…昔から泣き虫で心配症だ。
私が欲しいと思ってもいないのに…自分が欲しい物を…2つ買うようにだだをこねていたそんな優しいとこもある。
それは…今も昔も変わらず諷馬である事に変わりはなかった事を実感し…また諷馬からそれを教えてもらい私の割り切れなかった思いは充たされていくのを感じた。
「………ごめん…。
俺が…ワガママいったから…?
死なれるくらいなら…姉ちゃんが想っている相手を大事にする…。
好きにはなれないけど…仲良くするから…。
お願いだから…死なないで…!」
勘際まって涙声で鼻をすすりつつ‥私の体をゆっくり離した諷馬は真剣な顔で訴えた。

