「何やってんだよ!!!
死ぬなんて‥!!
自分から命たつなんて‥ダメだ!
そんなに‥アイツがいいの?」
間一髪のとこで助けてくれた諷馬は‥真顔で今までに類を見ないほど怒号を浴びせた。
「いやいや‥。
そうじゃなくて‥‥‥!!」
懸命に弁明を計る私に‥諷馬はいきなり私を抱き寄せた。
「なんで‥!!
弟に生まれたいなんて思ったんだろう‥!!
俺…だってこんなに姉ちゃんの事…好きだし大事なのに‥‥!
死ぬなんて‥嫌だ。
また‥あんな悲しい思いするのイヤだからね!!」
諷馬は‥私の身体をきつく抱きしめて‥涙声で想いを訴えてきた。
‥諷馬‥。
諷馬の気持ちには‥答えてあげるわけにはいかないけど‥このぐらいは‥と思い私は諷馬の身体に手を回した。
「ごめんね‥。
死んだりしないよ‥。
大丈夫‥。
諷馬が弟で生まれてきてくれて‥また再会できて本当に嬉しい‥。
ありがとう‥。」
まるで子供をあやすように‥私は背中をポンポンと軽く叩いた。

