諷馬はあまりの恐怖に身を震わせた。 「まさか…。 こんな明るいうちから幽霊なんて…!?」 諷馬の話が信じられず声をあげた。 「本当だよ! 信じてよ!? もう…こんなとこ早く出たいよ!?」 疑いの目でみた私に必死で情けない態度でこの場を出たいと懇願する諷馬に押され…諷馬と一緒に権田教授の乗る車に行き眠る権田教授を起こして訳を説明して出発を急かし顔を洗ったりした後一行は逃げるようにパーキングを後にして京都を目指した。