『武士ドルが斬る!?』〈前編〉



 休憩所に向かった私達は…権田教授の姿を見つけてトラックの扉がへこんでしまった事を報告した。


 「すみません…。」


 徳家君は‥申し訳なさそうに謝った。


 「イヤイヤまあ積み荷があたったのかもしれないな。
 とりあえずトラックを返す時聞いてみよう。」


 権田教授は快く返答して私達は‥権田教授が座っている前に腰かけた。


 「そういえば…戸塚君に例の男性の事をはなしたよ。
 生駒君から聞いた男性の特徴を話たら…京都で起こっている事件の人物像と一致してる部分があったみたいだね。」


 権田教授は‥ホットコーヒーを飲み厳つい表情に口角を上げて笑みを浮かべた。


 「そういえば…彼の事追ってる京都府警の署長さんに戸塚教授真相話したんですか?」


 徳家君の質問に権田教授は…そうだったと思い出したように話はじめた。


 「一応…検証の事もあったからね。
 署長さんもかなり信じられない事態だけど…慎重に取り扱ってくれるようだよ。
 もしも…って事もあるしね。」


 権田教授の言い方に私達は不思議に思い顔を見合わせて声を揃えて尋ねた。