徳家君の言葉に安心した私は…彼が夢の内容についてどう思ってるのか聞いてみた。
「俺…?
そうだなあ…。
その夢も一つの仮説かな?
ただ…すごい重要な手がかりだと感じてるんだ。
実は…俺が歴史好きになったのもね…。
織田信長が…キーワードだったんだ。」
「えっ…!
そうなの…?」
徳家君の言葉に驚いて声をあげた。
「うん…。
人に言われると恥ずかしい話なんだけどね…。
俺…昔歴史の授業の時本能寺の変で討ち死にしたっていう話を先生から聞いた時…大泣きした事があるんだよ。
あの人が…まさかそんな事あるわけないって感情的になってさ!
不思議な話でしょ?
それからかなあ…。
真実を突き止める為いろんな関連の書物読みあさって歴史の奥深さを知ったんだよね。」
「えっ…!?
それって本当なの?」
徳家君の話に食いつき興奮して声をあげた。
徳家君は…相変わらず笑顔を浮かべて頷き再び話を続けた。
「うん…。
人に話すと笑われるけどね。
だから…是非生駒さんの夢を実証したいと思うよ。
俺…織田信長という人物に会えたらいいなあと思いこのプロジェクトに参加したんだ。
そしたら生駒さんの夢の話聞けてもしかしたら会えるかもっていう実感がしてるよ。
だから…生駒さんの夢は大きな手がかりだと思ってるよ。」

