「ごめん…待たせて。」 え…? 待たせてって、どういうこと? 「ずっと、考えてた嘉鈴がオレといて幸せになれんのかって…」 混乱するあたしをよそに続ける琉真。 しかも、幸せになれるって…? 「だけど、答えは見つかんなかった。 どう考えても、嘉鈴はオレのそばにいること になると思ったし……」 「ん…」 「だから、オレがいなきゃ誰が幸せにすんだっ て思った。両親は共働き。 家にはオレしかいないそんな嘉鈴を幸せにで きんのはオレだけだって……」 軽く顔を上げて琉真を見る。 琉真と目があう。