まだ服も着れなくて、 裸なあたしたち。 ベットにうずくまって 頭を撫でていてもらうと、 なんだか、 痛みが和らいできた。 「大丈夫………だけど……」 「だけど?」 「だけどぉ………やっぱり、痛い!!」 叫びぎみに言うと、 髪を撫でていた手を止めて 後ろからギュッと 抱き締めてくれた。 そして―――……