「そろそろ家帰るか?」 「え?」 もう帰っちゃうの……? もっと琉真と一緒にいたかったなぁ… 「……」 肩に回していた腕を離して立ち上がる琉真。 琉真の温もりがなくなった肩は最初よりも冷えている気がした。 キュッ…… 琉真の服の裾を掴む。 まだ、一緒にいたいよ……