その子はさらに、『いつも一緒じゃん?』って言ってきた。
やっぱり目立ってるんだ…
「別に、あんなの、むこうが勝手についてくるだけだし!関係ないよ」
「へぇ…そうなんだ//
なんかいつも九条たちといるから、話しかけづらいなと思ってたけど、
1人の時はまた話しかけていい?//」
「うん、ぜひ!」
ニコッと笑うと、男の子は『じゃあ…』と言ってパタパタと教室に走っていってしまった。
にしても、
誰だっけな~、あの子←
未だにクラスの人の顔と名前、覚えてないんだよね…。
うーん……
「あ、萌先輩!」
メニュー