あたしは咄嗟に、両腕で胸を隠す。 そしたら真紘は離れてくれた。 「別に、寝るときは下着つけないのって普通だよ!」 「あ、そっか。 成長期だもんな。」 あたしの胸を見ながら、ニヤッと真紘は笑った。 「うっさい、変態! 早く出てけっての!」 ジタバタ足を動かして真紘を部屋から追い出した。 もう…いっつもそんなことばっか言いやがって…! 昔とは違うんだからさ、もうちょっと考えてよね…。