いない方が気が楽だし。 部活の時まで一緒にいる必要ないし。 「あ、でもさぁ! ほら、サッカー部ってマネージャーに困ってないんだって! 立候補が多くて今は検討中とかなんとか…」 「だったらやらないからいい。 じゃ。」 あたしは円香の言葉を気にせずにスタスタと帰路についた。