「あれ?萌、帰るの?」 「うん。」 あたしが鞄を肩にかけると、円香が声をかけてきた。 今日はこれ以上真紘の顔を見るとムカついて仕方ないし!! 「どう?マネージャーは…」 「やらない。 やるとしてもせめてサッカー部かな。」 綾斗くんもいるし、やりやすそうだし? 「そっかぁ… でもでも、サッカー部って強いから、 パーフェクトツインズが助っ人に行くことなくない?」 「いいじゃん。来なくていいし。 ピッタリ物件だよ。」