「何でよ。あたしはただの“幼なじみ”、 “幼い頃に親しかった”だけ。 今は何の関係もない。」 「ひどいこと言うねぇー、 昔はもっと可愛かったのに」 誰のせいで、こんな性格になったと思ってる 「いいから早く出てけっつの。」 「はいはい」 渋々…といった様子で家から出ていく千尋。 だけど真紘は出ていく気配を見せず、 「絶対お前と一緒に行く。」 って言ってきかなかった。