「真紘と付き合うなんて、
何か不思議だな……」
「何で?」
「だって…ずっと幼なじみだと思ってたから…。
この先もずっと変わらないって思ってた…。
でも…止められなかったんだよね。
好きって気付いたら…止まらなかった…。」
真紘の服の袖をキュッと掴むと、
真紘の腕が肩にまわってきて、あたしの体を抱き寄せた。
「俺は……すげぇ嬉しいけど?」
「………え?」
「萌が諦めなかったおかげで、こうなってんじゃん。」
「でも…真紘に彼女が出来なかったら、気付かなかったかもしれない。」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…