幼なじみはパーフェクトツインズ





あたしはそう言って、隣の真紘に寄りかかる。



そして頭を真紘の肩の上に乗せて、




「真紘こそ…。
いきなりあたしがこんな風になって、嫌いにならない…?」




視線だけを真紘に向け、あたしは言った。




「こんな風?」



「うん…。
いきなり、その…、甘えたり…とか」



「ハハッ…、バーカ…。」




そう言って真紘はあたしの髪をそっと撫で、




「そんなの、余計に可愛いだけだって…。
嫌いになんてならない。
余計に好きになるんだよ…。」




愛しそうな目を、あたしに向けていた。