「知るかよ。
勝手に騒いでるだけだろ」
「勘弁してよ…。
てか勝手に入ってくんな。」
「いいじゃん、幼なじみの誼でさ」
冷たく吐き捨てる真紘に、
にっこりと笑ってる千尋。
……別に、
好きで幼なじみになったわけではない。
「いいから出てってよ」
「今出てったらまた女がうるせぇんだよ」
「じゃあ早く学校行けば?」
「お前と一緒に行くんだろ?」
意味わからんし…。
別にあたしと一緒に行くのが義務づけられてるわけじゃないんだしさ、
女の子たちと一緒に行けばいいじゃない。
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