それからお互い恥ずかしくなって、窓を閉めた。 窓越しに、あたしがクッションを抱きしめたまま小さく手を振ると、 真紘も、恥ずかしそうに手を振った。 あたしはドキドキしすぎて、クッションを抱きしめたままベッドに寝転がる。 今まで…そんなこと思ったこともないのに、 愛しい……なんて、 やっぱりあたしも変だね。