「今までは、萌が気に入ってても、俺らが気に入らないものばっかだったじゃん?」 あ、 やっぱり千尋も気に入ってなかったんだ…;; 「せっかく、萌も俺も気に入ったものなのに、捨てるなんてダメだよ」 「……うん」 とりあえず、渡せばいいだけ。 別に付けなくていいよって言えば、いいんだよね…? 「帰りに…………あ。」 「ん?」 パッと千尋の後ろに見えた人影に、あたしは声をあげた。