あたしは着替えて1階に下り、リビングにむかう。 「あ…」 すると、リビングのソファに小さな紙袋があるのを見つけた。 あれは…真紘へのプレゼントだ。 「今日渡せばいいかな…?」 あたしはその紙袋を制服のポケットに入れ、家を出た。 「………」 今日は…二人とも待ってなかった。 それで、いいはずなのに…。