幼なじみはパーフェクトツインズ

別にどっちでもよかったわけだ？




「で？
遊んだんだろ？」



『遊んだってなんだよ
っていうか、こっちが何で来ないのって聞いてるんだけど。』




電話越しに聞こえる千尋の声は、今までに聞いたことないくらい不機嫌な気がして…




「千尋…どうしたんだよ？」




萌と何かあったのかと思ったけど、




『真紘のバカ！わからず屋！
よく考えろ！！』




どうやら腹を立ててたのは俺にらしく、



千尋は言うなり、ブチッと電話を切ってしまった。







……なんだよ、わからず屋って…。