幼なじみはパーフェクトツインズ

「………ってことは何？
無料券があるからって、
ケーキ食いに行ってただけ？」



「そういうこと…。」



「はぁ……？……んだそれ…」




『バッカみてぇ…』と呟いて、真紘は手で顔を隠す。



だけどチラリと覗いた、真紘の口元は、



若干…笑ってるような気がして。




「何笑ってんのよっ！！」




あたしが少し怒ってるように言うと、



真紘は、顔を隠していた手を退けて、爆笑しだした。




「な、何！？」