「萌先輩、今日楽しかったですか?」 「うん、楽しかったよ! ケーキも、美味しかった!」 「喜んでもらえてよかったです。」 あたしたちはケーキを食べた後、駅前の服屋さんとかをブラブラして遊んでた。 やっぱり…カップルに見えたりするのかな…? って、そんなわけないよね~。 「俺も… デートみたいで、楽しかったです。」 えへへっと笑って、綾斗くんはポリポリと頬を掻いた。