「何であたしが千尋と!?」 そりゃ、事故でキスしたことあるけど、 そんなの、学校の人は知らないし… 何で!? 「だって…いつも一緒にいるし、 それに『千尋』って呼び捨てにしてるから…」 えぇっ!? 「千尋とは、幼なじみなの! だから呼び捨てなの! 付き合ってなんかいないよ!」 「え…っ、そうなんですか!!? なんだぁ……」 『ただの噂だったんだ』って言って、綾斗くんはホッと息を吐いた。 すると綾斗くんはまたフォークを持って、フルーツタルトを食べ始めた。