好きな人の、好きな人。


黙々と課題の問題を解いていく。

誰も居ない教室内には、シャーペンの音だけが響く。


少し疲れたところで、シャーペンを静かに机の上に置いた。


「ちょっと・・・息抜きしたいな」


さすがに私の脳みそも、天才ってわけじゃないしね。


ふと教室を出る。

あんまり早く学校に来たことないし、こういう時間帯はしんせんだからだ。


ついテンション上がっちゃうんだよね。


私は教室を出る。


誰もいなくて静かな空間が本当笑える。


あと少しすれば、ここも賑やかでうるさいほどになるのに。


「でも・・・なーんか暇だな」


そんなことを思っていると。