好きな人の、好きな人。


おっと、だけどもマズい。

緊張のしすぎで、息するの忘れてしまう。


人間は空気中の酸素がないと死んでしまうというのに・・・。


しかも、三分で。

カップラーメンつくれるくらいの時間で死んでしまうよ!


せめて死ぬ間際には、カップラーメン食べたいよ!



「・・・なんか絵美、どーでもいいこと考えてないか?」


そんな雄大の言葉で我に帰る。


「てへぺろっ」

「どーでもいいから、早く書いたら?」

「なんか普通にスルーしてますよね?ちょっと私が可哀想じゃん」


私が訴えると、

「俺には関係ねー」

なんて雄大が言う。


「もーいい。
雄大にカップラーメンつくってあげないし」


「いらねぇーよ!?てか手抜きだなおい!それでも女子か!?俺でも作れるわ」


「何雄大。テンション違うけど・・・キャラ変わった?」


「絵美もな」


突っ込んでくれる。