好きな人の、好きな人。



私無理なんですけど!

裏方希望なんですけど!


雑用でも、その他でも・・・なんでもやるから目立つのは!


・・・なるべく、目立たないようにしたいな。


いや乃愛はヤル気満々だし。

仕方ない、のか・・・?


チラッと乃愛の方を見ると、ニヤニヤの満足感たっぷりの笑顔で私の元へ戻ってくる。

・・・ドヤ顔。


そして

「私、接客がいいから!」

と言う乃愛。


「へぇ」

それで私を巻き込んだのか。


「だってさ~お客さんに紅茶とかケーキとか出すのって、超楽しそうじゃない!?」


「そう?」


「そうだよ~!」


いやいや。私はぜひ雑用で。

ここはね。
何でも買出しとか行くし!


「・・・ねぇ、私他でも・・・「駄目」」


言う前に、キッパリ断られる。