好きな人の、好きな人。


瑠依ちゃんに感謝されてる?

私、そんな人じゃないのに。


「いいよ、別に。
私も瑠依ちゃんと一緒がよかったの」


「本当!?私も、絵美ちゃんと一緒がよかった。あ、大地くんともってわけでもあるけどね」


それと同時に、大地が口を開いた。

「俺、そろそろ戻るわ。昼休みになったら、来るから」

「うん。わかった。じゃあね」

「おー」


そう言って、大地は去っていった。


私は大地がいないから、一番瑠依ちゃんに言いたかったことを切り出そうとした。

大地がいたら、聞けないから。


大地がいない今だから、心置きなく聞ける。


「瑠依ちゃんって・・・さ、好きな人大地だよね・・・?」

「へっ・・・?」

「そう思って・・・」

「んー・・・うん。アタリ。
前から、好きだったの。見てるだけでもアリかなって思ったんだけど。やっぱ無理だった。会ってしまったらね」


なんて苦笑いをする瑠依ちゃん。

いつも元気な瑠依ちゃんには、多少あわない気もするけど。