誰よりも貴方が。


「………。」

「………。」

やっぱり会話がない……


そんな沈黙のなかあたしの目に入ってきたのは、雄希のペンケースについてた戦隊物のキーホルダーだった。

「わぁ~なにこれ(笑)」

あたしはキーホルダーをいじる。

「ぅお!それか!!」

そんな、他愛のない会話で盛り上がった…