遥斗のことで、頭がいっぱいなのは、まだ私が遥斗への想いを立ちきっていない証拠で。 もう好きじゃない、と誤魔化してきたつもりだった。 けれど、たった今日一日で、誤魔化しきれないほど、遥斗への想いが膨らんだのだ。 馬鹿らしい。今まで、苦し紛れに、誤魔化し続けてきたことが。 私は、ぼけっとしたまま、夕食もお風呂も入って、ベッドへと潜り込んだ。 「……あ」 そして、気がついたのだ。 「メールきてんじゃん」