ブサもさ男の正体!?

帝「なんでだ?」

秦「ねぇ?愛希ちゃん?」


秦君はいつも眼鏡をしているが

私に話しかけたと同時に

眼鏡をはずした


帝「やめろ!秦!!」

秦「帝だって獣になると思わないか?」


私にはなぜ、秦君が眼鏡をはずしたのかわからない

何があるのかな?


楓「秦君、それ愛希には効かないよ?」

秦「へぇ~、興味深いね」

帝「秦、裏の顔出しすぎだ、控えろ」

秦「ここまで出したのに(笑)?」


そっか、最初の頃の笑顔の違和感は

それが、秦君の本当の笑顔じゃないからか


楓「何かあるとは分かってたけど・・・。」

秦「鋭いね(笑) 楓ちゃん」

帝「だから(怒)」

秦「はいはい」

愛希「フェロモン?」

秦「ん?」

愛希「へぇ~、うっすら感じてたけどそんな感じなのか(笑)」

楓「愛希も行動を慎みなさい」


あぁ~

楓に怒られちゃった

でも、面白いことが分かっちゃった

なるほどね

帝王の幹部とかは

こんな感じなのか


帝「お互いさまに秘密があるようだな」

楓「そのようね」

秦「まぁ、なかったことにしようか」

愛希「可愛い子にはとげがある

気をつけなよ? 楓には」

楓「あんたに言われたくないわ」

愛希「ふぇ!?」

楓「情けない声出さないでよ・・・。」

帝「俺の本当の顔見ても何もなかったしな」

秦「へぇ~、興味深いね」

楓「秦君、何を調べようが無駄よ」

秦「そういうこと?」

愛希「ほわほわ」

私は暇なのでマシュマロをいじって遊んでた

楓「私も一回愛希を調べたことがあるわ・・・。なにも出てこなかったけど」

帝「お前にも知らない愛希の過去があるんだな」

楓「そうだよ。愛希はいつもああやって変な感じだけど、人一倍責任を負っている」

愛希「そろそろ、お開きにしようよぉ~ ってマシュマロが言ってるよ?」

『キャン』

帝「そうだな 俺の豹は?」

『グァァ』

秦「カバンの中じゃないの?」


秦君はまた眼鏡をかけていた


愛希「秦君って眼鏡疲れないの?」


秦はきょとんとした顔になった


秦「疲れるよ。でも、してないと色々大変だから」


楓「バスケどうしようか・・・。」

愛希「マシュマロぉ~おいで(笑)」

楓「でも、秦君と帝の能力も分からないし」

愛希「帝は名前つけたの?」

帝「まだ」

愛希「つけないの?」

帝「考えてる」

愛希「迷ってるの?」

帝「いや決まってる」