ブサもさ男の正体!?

父「急いで、雄太を抱きかかえたら雄太が犬たちに

『もう、絶対あちょばない! 犬なんて大っきらい』

って犬に向かって言ったんだ。

そしたら、みんな犬は反省したように

耳を下げて、雄太から離れたんだ

雄太の手とか足を見たら

すごいケガしてて

犬の飼い主が焦ってた(笑)」


愛希「私もトラウマになるわ・・・。」

竜哉「俺は、一生犬見れないかも・・・・。」



父「そんな感じで、雄太は犬が嫌いになった」

母「もともと、雄太は動物に好かれる体質なのよね~」

父「確か動物と話せるんじゃなかったっけ?」

雄太「そうだよ・・・。」


『キャンキャンキャン』


子犬が雄太に向かってしゃべりかけてる


雄太「んーなの、知ってるよ」

『キャンキャン』

雄太「・・・。わかった」


愛希「何語!?」

母「会話してる~」


竜哉「みんな悪気があったわけじゃないよ
 
私はあなたが嫌がることをしない

お願いだから嫌いにならないで

仲良くしてください。」


父「竜哉もわかるのか(笑)」


雄太「しょうがないから仲良くしてやるよ」

雄太はそう言って子犬を抱きあげた


母「そういえば、この子の名前は?」


愛希「みんながきてから、決めようと思ってたから」


雄太「マシュマロ」


父「何にしようか」


雄太「マシュマロ」


竜哉「ふわふわしてるよね」

雄太「マシュマロ」


愛希「何でみんな雄太の意見聞いてないの・・・。」


竜哉「子犬本人に決めてもらえばいいじゃん」


『キャンキャン』


父「マシュマロでいいって」


愛希「なに・・・。お父さんも分かるの?」


父「あぁ(笑)」


愛希「そういえば、私明日合宿」


父「どこだ~?」


愛希「・・・・。」


竜哉「知らないんじゃない(笑)」


愛希「・・・。」


母「図星じゃん☆」


雄太「俺も明日合宿」


母「大変ね~」


父「今度はどこの部活?」


雄太「バスケ部、そういえば 他の高校生と中学生もいるって言ってたような」



『プルルル~~』


母「何かしら~♪」


お母さんなんで電話で

ルンルンなの・・・。



母「もしもし、はい。お母さんは私ですが(笑)」



そういうことなのね・・・。


すごいな