ブサもさ男の正体!?

秦「じゃ、行こうか」


秦君がそう言った時、校長先生が秘書に連れられて

校長室に入っていくとこだった

やっぱり、捕まったんだ

校長先生は最後まで、抵抗していた


校長「やだぁ!!!!!」

秘書「うるさい」

校長「まだ、大切な人に話もしてない!!」

秘書「どうせ、嫌われてるんですから」

秘書が校長にいうと、校長は一気に『シュン』として


もう抵抗しなくなった

校長先生は大切な人に会いにここにきた

でも、その大切な人はどうやら

校長先生のことを嫌ってる様子・・・。

何があったんだろ


楓「愛希?また余計な考え事してる?」

愛希「・・・全然、その余計なことって何すか?」

楓「いつも、愛希は自分より他人を優先するから」

愛希「してないよ(笑)?」

楓「たまには自分も優先しなさい」


私たちが動き出したら

校長室のドアが『バンッ!!』と開いて


校長「帝っ!そいつのことよろしくな」

そういって、校長先生は今度はボディーガードに

両腕を掴まれて連行されていた

どんだけ、校長先生仕事したくないの・・・(笑)

秦「よかったな、帝」

帝「全然うれしくネェーよ」

愛希「責任持って育てなさいよ」

楓「愛希もね」

愛希「私は大丈夫だもん」

楓「ホントかなぁ~」

『ピーンポーンパーンポーン』

今度は何だろう?

『愛希っ! 楓っ! 帝っ! 秦っ! さっさっと来いやボケッ!!!』

『ピーンポーンパーンポーン』


怒られた・・・。

校長先生のお手伝いしただけなのに

あぁ~

顧問、説教長いんだよね


愛希「はぁーー」

楓「はぁーー」

秦「怒られちゃうね」

帝「大丈夫だろ」

愛希「なんで↓↓」

秦「愛希ちゃん一気に暗くなったな」

楓「顧問の説教が長いからですよ↓↓」

秦「楓ちゃんも・・・(苦笑)」

帝「俺が何とかしてやるよ」

愛希「何とかできる問題じゃないんだよ」

帝「大丈夫」


私と楓は、暗い気持ちで体育館に向かった

体育館につくと

鬼のような顔で顧問がこっちに向かってきた

キョェェェェェェェ!!!!!!!!

怖くて視線を足元に落としていたら

誰かが私の前に出た


帝「先生、愛希と楓と秦は俺の手伝いをやっただけです。だから、怒らないでやってくださいもし、怒るのであればあの校長に言ってください」

すると、顧問の顔は鬼のような顔から一気に冷静さを取り戻して

普段通りの顔になって