ブサもさ男の正体!?

私を飲み込んだ大群は・・・・。

『子犬』


いろんな種類の子犬が私の上や横にいる



愛希「うわぁーくすぐったい!!」

『キャン、キャン』

愛希「うわぁーそんななめないでよ!くすぐったい」


秦「可愛いなー、でも 何で学校にいるんだ?」

帝「そのうち、放送でも入るんじゃない?」

楓「可愛い♡♡♡」


『ピーンポーンパーンポーン』

『ただいま、校長のミスにより子犬が学校中にいます。

そこで、今から名前を呼んだ方はその子犬を校長室に運んでください

天宮司 帝・・・。以上』


『ピーンポーンパーンポーン』


楓「なんで、よりによって帝なんだろう」

秦「どうすんだ?帝」

愛希「うわぁー」

楓「愛希~大丈夫か?」

愛希「可愛いけど、くすぐったい」

帝「校長室の前までは運んでやるけど、後は嫌だ」

秦「じゃ、俺も手伝うよ」

楓「私も~」

愛希「きゃー、くすぐったいってば」

楓「愛希は?」

愛希「もちろんやるよ(笑)」


帝「出来るかな・・・。」

楓「何が?」

秦「出来んじゃない?」

愛希「やってみる価値はあるんじゃない?」

楓「愛希知ってるの?」

愛希「全然?知ったかぶってた」

『『『バタッ』』』

愛希「スッゴイ!!みんなお笑いの人たちみたいにきれいにこけたね(笑)」

楓「お前のせいじゃいっっ!!」

帝「じゃ、こっからは静かに」



何すんだろ・・・。


すると、帝は口笛を吹いた

帝が口笛を吹くと子犬たちの耳がピーンと立って

帝が歩くと子犬たちはその後ろを歩いて行った


愛希「すごっ」

楓「帝って何者なの?」

秦「ん~、人間だと思うけど」


私たちも帝のあとをついて行った

普通に校長室に向かっただけだけどね

帝は校長室で止まった

帝は口笛を辞めた

帝「あとはよろしく」

秦「了解」

今度は秦君が校長室にノックをして子犬を校長室の中に入れた


校長室は二回目?なんだけど、

この前は急いでいたから

あんまり辺りを見ていない

『この際だから』と思って

辺りを見回していたら

・・・。

何かあそこに白いもふも付した物体があるんですけど

ホコリじゃないよね?

どう見ても、大きさ違うし

子犬?

近づいて、見てみたら

ポメラニアンみたいな真っ白い犬だった

何コイツ、めっちゃくちゃ可愛いんですけど♡♡♡

これも、校長先生が探してた子犬かな

私も秦君が入って行った校長室に入った

入る前に楓に呼びとめられたけど


楓「どこ行くの?」

愛希「子犬が迷子だったみたい、校長先生に渡してくるね」