ブサもさ男の正体!?

涙も止まらない


気持ちも止まらない


どうすればいいんだろう



帝がまた抱きしめてなだめてくれる




ここで、背中に手が回せる立場だったら



どんなに楽なのだろうか



帝、好きだよ


好きなんだよ


この言葉が言えない


愛希「帝」


帝「どうした」


愛希「ごめんね」


帝「なんで謝るんだ?」


愛希「ごめん」


帝「愛希?泣くなよ どうした?」


そこにガラガラと保健室のドアが開く


紅蓮と琥珀が来た


紅蓮「やっと見つけた」


琥珀「クラスの皆さんが探してますよ?」


帝「別に俺言っても意味なくね」


紅蓮「その恰好やめればいいだろ」


琥珀「そうですよ」


帝「なんで?」


紅蓮「お前が来ないとこっちが疲れるんだよ」


琥珀「私たちの出してる企画なんだと思ってるんですか?」


帝「しらね、参加するないし」


紅蓮「いいじゃねぇか!せっかく帝王で集まってんだから」


琥珀「出てくださいよ。僕たちは執事喫茶なんですから」


帝「絶対行きたくない」


そこに秦もやってきた


秦「いたのかぁー?」


紅蓮「いたけど、なんか誰かとイチャイチャしてるー」


琥珀「まったく、保健室で何やってんだか」


秦「帝、頼む来てくれ」


帝「やだ」


紅蓮「誰のこと抱きしめてんだ」


琥珀「その人、性別は?」


秦「楓も出てんだから」


帝「は? 帝王で集まってんじゃねぇのか?」


紅蓮「それがね~、秦が駄々こねたから」


琥珀「本当はバスケのほうもあるのに」


秦「うるせぇ///」


帝「じゃぁ、出てもいいけど」


「「「おぉ!」」」


帝「こいつも一緒な」


そして、帝は私を一層強く抱きしめてくる


えっ?


私がビックリして顔を上げれば


帝は無邪気に『ニコッ』と笑ってた


秦「誰?」


帝「言ってもいいよな?」


私がものすごい勢いで首を横に振る


帝「わかった」

よかった。


わかってくれた