私はまた桜の木がある場所に
行こうと思った
けれど
道がわからない
どうしようか・・・。
そう思って携帯を開くと
地図が乗っていた
なんで?
と思ったけど
地図に書いてあるように道をたどっていくと
また、桜の木の場所に来れた
そこにはまたあの日であったあの子がいた
「どうしたの?悩み事?」
そうやって私に話しかけてくれた
フードをかぶっているから
顔の表情はよく読み取れないけど
口角が上がっているから笑っているんだろう
愛希「悩み事があって」
「きくよ?」
愛希「私ね、みんなをキズつけたくなくて
いまある家にいるんだ。
そこにはね、私のこと好きって言ってくれる人がいるの
とっても優しい人なんだけどね
今まで、私の大事な人たちをキズつけてきた
人たちのリーダーだったの
でもね、その人は何も知らなかった
結婚しようって言われたけどね
私には今あってない友達や家族に
すごいひどいことして出てきた
大切な人に「ちゃんと俺らを信じて」って
言われたけどね
結局信じてあげられなかった
だって、私のせいで傷ついてほしくなかったんだ」
時折、あいづちをしながら聞いてくれた
「大変だったね」
愛希「心が痛い」
「愛希はさ、今どうしたの?
他人のことも考えず、ただ自分だけのことを考えて」
愛希「えっ?」
「その結婚しようって言った人と信じてって言った人
どっちが大切なの?
どっちが今隣にいたい人なの?
『どっちが好きなの?』」
少し返事に困った
だって、きっと結婚しようって言った人だよって
いったらきっと「うそでしょ?」って言われそうだし
どうしよう・・・。
「きっと、愛希はまだ自分の気持ちがわからないんだよ
きっとね、わかってるけど
自分で自分自身を抑え込んでる
抑え込まなくていいんだよ
時にはわがままにならないといけないよ
そんなにため込んでるといつか壊れるよ
だからね・・・」
『自分の大事なもんは自分でとってこい
遅いことなんてない
自分からいかないと、きっと後悔するよ
遅いことなんてないけどね
そうやってると
チャンスは逃げていくんだよ
今だって、本当に会いたい人いるんでしょう?
どうしていかないの?
いけないじゃないよ?行くんだよ』
そういってフードの人は黙った
そして、また口を開き
「よし、チャンスを与えよう
そのとき、愛希がどっちを選ぶかは
自分で決めな
明日、大きなチャンスを上げるから
自分の気持ちを確かめな」
愛希「でも・・・。」
「明日、翔と一緒に学校に行くか
大事な人たちにあってくるか」
愛希「なんで知ってるの・・・?」
「この桜の木がね
愛希のこと心配してるんだよ
だからね、いつも言ってくるんだよ
愛希にいま何が起こってるとか
助けてやってほしいって」
愛希「うそ・・・」
「信じるか信じないかは愛希次第。
どっちに行くかも愛希次第
たとえ、その先にどんなにつらいことが待ってようと
その人となら一緒に歩いて行けるって方に
行ったほうがいいって
この桜の木が言ってるよ
あとね、たぶんだけど
どっちに行っても辛いことが待ってるから
本当に行きたいほうを選びなさい
だってさ」
愛希「そんなことできないよ」
「愛希、何もかも取っ払って
自分の意見を通したっていいんだよ」
愛希「できない」
自然と涙が流れてくる
「できないじゃないよ」
愛希「できないよ・・・。」
「できないんじゃなくて
愛希がしたくないからでしょ?
自分が傷つきたくないからでしょう?
今の問題から逃げてもね
倍になって愛希のところ帰ってくるんだよ
だったら、小さいうちに片づけなきゃ
本当はわかってるんでしょう?
自分の気持ちなんて
とっくに前から・・・」
どうしてこの人はこんなにも
心に突き刺さる言葉を私に言うんだろう
愛希「メルアド」
「ん?」
愛希「メルアド、交換してもらえませんか?」
「いいけど?」
そして交換して
愛希「今日は帰ります」
「道わかる?」
愛希「わかりません」
「じゃぁ、メールで地図送るね」
愛希「あなたは」
「ん?」
愛希「どうして、ここで待っているんですか?」
「え?」
愛希「私にはいけっていうのにどうして
あなたは行かないんですか?」
「愛希、行かないんじゃなくて
行けないんだ。」
愛希「なんでよ」
「それは、また今度話すよ
ほら、今日は暗くなる前に
帰りなさい」
そういって、私の背中を押した
だから、仕方なく帰った
行こうと思った
けれど
道がわからない
どうしようか・・・。
そう思って携帯を開くと
地図が乗っていた
なんで?
と思ったけど
地図に書いてあるように道をたどっていくと
また、桜の木の場所に来れた
そこにはまたあの日であったあの子がいた
「どうしたの?悩み事?」
そうやって私に話しかけてくれた
フードをかぶっているから
顔の表情はよく読み取れないけど
口角が上がっているから笑っているんだろう
愛希「悩み事があって」
「きくよ?」
愛希「私ね、みんなをキズつけたくなくて
いまある家にいるんだ。
そこにはね、私のこと好きって言ってくれる人がいるの
とっても優しい人なんだけどね
今まで、私の大事な人たちをキズつけてきた
人たちのリーダーだったの
でもね、その人は何も知らなかった
結婚しようって言われたけどね
私には今あってない友達や家族に
すごいひどいことして出てきた
大切な人に「ちゃんと俺らを信じて」って
言われたけどね
結局信じてあげられなかった
だって、私のせいで傷ついてほしくなかったんだ」
時折、あいづちをしながら聞いてくれた
「大変だったね」
愛希「心が痛い」
「愛希はさ、今どうしたの?
他人のことも考えず、ただ自分だけのことを考えて」
愛希「えっ?」
「その結婚しようって言った人と信じてって言った人
どっちが大切なの?
どっちが今隣にいたい人なの?
『どっちが好きなの?』」
少し返事に困った
だって、きっと結婚しようって言った人だよって
いったらきっと「うそでしょ?」って言われそうだし
どうしよう・・・。
「きっと、愛希はまだ自分の気持ちがわからないんだよ
きっとね、わかってるけど
自分で自分自身を抑え込んでる
抑え込まなくていいんだよ
時にはわがままにならないといけないよ
そんなにため込んでるといつか壊れるよ
だからね・・・」
『自分の大事なもんは自分でとってこい
遅いことなんてない
自分からいかないと、きっと後悔するよ
遅いことなんてないけどね
そうやってると
チャンスは逃げていくんだよ
今だって、本当に会いたい人いるんでしょう?
どうしていかないの?
いけないじゃないよ?行くんだよ』
そういってフードの人は黙った
そして、また口を開き
「よし、チャンスを与えよう
そのとき、愛希がどっちを選ぶかは
自分で決めな
明日、大きなチャンスを上げるから
自分の気持ちを確かめな」
愛希「でも・・・。」
「明日、翔と一緒に学校に行くか
大事な人たちにあってくるか」
愛希「なんで知ってるの・・・?」
「この桜の木がね
愛希のこと心配してるんだよ
だからね、いつも言ってくるんだよ
愛希にいま何が起こってるとか
助けてやってほしいって」
愛希「うそ・・・」
「信じるか信じないかは愛希次第。
どっちに行くかも愛希次第
たとえ、その先にどんなにつらいことが待ってようと
その人となら一緒に歩いて行けるって方に
行ったほうがいいって
この桜の木が言ってるよ
あとね、たぶんだけど
どっちに行っても辛いことが待ってるから
本当に行きたいほうを選びなさい
だってさ」
愛希「そんなことできないよ」
「愛希、何もかも取っ払って
自分の意見を通したっていいんだよ」
愛希「できない」
自然と涙が流れてくる
「できないじゃないよ」
愛希「できないよ・・・。」
「できないんじゃなくて
愛希がしたくないからでしょ?
自分が傷つきたくないからでしょう?
今の問題から逃げてもね
倍になって愛希のところ帰ってくるんだよ
だったら、小さいうちに片づけなきゃ
本当はわかってるんでしょう?
自分の気持ちなんて
とっくに前から・・・」
どうしてこの人はこんなにも
心に突き刺さる言葉を私に言うんだろう
愛希「メルアド」
「ん?」
愛希「メルアド、交換してもらえませんか?」
「いいけど?」
そして交換して
愛希「今日は帰ります」
「道わかる?」
愛希「わかりません」
「じゃぁ、メールで地図送るね」
愛希「あなたは」
「ん?」
愛希「どうして、ここで待っているんですか?」
「え?」
愛希「私にはいけっていうのにどうして
あなたは行かないんですか?」
「愛希、行かないんじゃなくて
行けないんだ。」
愛希「なんでよ」
「それは、また今度話すよ
ほら、今日は暗くなる前に
帰りなさい」
そういって、私の背中を押した
だから、仕方なく帰った


