俺は地下室に向かった
地下室に行けば
女に負けたということで
プライドがズタズタになった
仲間たちがへこみながらジュースを飲んでいた
紅蓮に「雄太さんは?」と聞けば
「どこかに出かけるみたいだったよ」と
返事が返ってきた
あの馬鹿っ!
こんな夜にどこ行くんだよ
今あんたは狙われてるのに!!
俺は急いで外に出ようと玄関に向かった
『ガチャ』
玄関の方で音が聞こえた
まだ、間に合うか・・・・?
俺も急いで外に出ると
外にはだれも居なかった
ついさっき出たばかりなのに
もう、いない
つーことは
かなりきてる
早く捕まえないと何するかわからないな
どこだよ!!雄太さん
俺は街中雄太さんを探しに出かけた
今は夜だから絡まれたりした
でも、こんなやつらにかまってるほど
俺は時間がない
雄太さん
あんた今何してんだ・・・?
携帯に連絡してもつながらない
街中 さがしても いない
あきらめたころ
ふと、公園に目がいった
朝は明るくて子供たちが
集まって明るいところ
でも、夜になると
こんなにも暗くて
怖いところなんだ
ジャングルジムに人影があった
何か光ってる
俺はジャングルジムに近づいた
その人は月を見上げるように
ずっと上を向いていた
帝「雄太さん」
雄太「・・・・。」
帝「夜は冷えますよ。帰りましょ」
雄太「・・・・ぅん」
帝「雄太さん?」
俺はジャングルジムには上らずに
雄太さんをずっと見上げていた
ふと、ほっぺにしずくが落ちてきた
あれ?雨なんか降ってないのに・・・?
雄太「お前は先に帰ってろ」
帝「嫌ですよ」
雄太「今は一人にさせてほしい」
帝「雄太さんってつくづくむかつきますね」
雄太「そっか・・・」
帝「そんなに抱え込むと雄太さんの心が壊れますよ?」
雄太「・・・・。」
帝「あんたは人に心の水与えすぎなんですよ
そんな与えてたら、雄太さんはいつ
その水を補給するんですか?
雄太さん優しすぎます
まずは自分のこと考えて
そしてから、相手のこと考えるようにしないと」
雄太「年下のくせに」
帝「そうですよ。だから、言いたいことはいいます」
雄太「ホント、お前・・・。」
『優しすぎるよ。俺よりも』
雄太さんが最後に言った言葉は
小さくて、すぐに消えてしまったけど
その言葉は俺の胸の中にずっしりと
届いた
帝「さぁさぁ、泣いてないで帰りましょ?
俺だって暇じゃないんですよ。
帰ったら、プライドズダボロになった
仲間を慰めないとだしね」
俺が雄太さんに手を差し伸べると
今まで上を向いていた雄太さんは下を向いた
けれど、俺の手と取ることなく
ジャングルジムから雄太さんは飛び下りた
雄太「泣いてねぇし」
暗くてよく見えないけど
『きっと顔を真っ赤にしてるんだろうな』と考えると
不思議と笑みがこぼれた
雄太「何笑ってんだよ!!」
帝「いえいえ、笑ってないですよ」
雄太「絶対笑った」
帝「プリン食べたんですか?」
雄太「まだ・・・。って話そらすな!!」
どうしてあんたら兄弟はこんなにも
繊細で、傷つきやすい癖に
問題を一人で抱え込んでしまうのだろうか?
end
地下室に行けば
女に負けたということで
プライドがズタズタになった
仲間たちがへこみながらジュースを飲んでいた
紅蓮に「雄太さんは?」と聞けば
「どこかに出かけるみたいだったよ」と
返事が返ってきた
あの馬鹿っ!
こんな夜にどこ行くんだよ
今あんたは狙われてるのに!!
俺は急いで外に出ようと玄関に向かった
『ガチャ』
玄関の方で音が聞こえた
まだ、間に合うか・・・・?
俺も急いで外に出ると
外にはだれも居なかった
ついさっき出たばかりなのに
もう、いない
つーことは
かなりきてる
早く捕まえないと何するかわからないな
どこだよ!!雄太さん
俺は街中雄太さんを探しに出かけた
今は夜だから絡まれたりした
でも、こんなやつらにかまってるほど
俺は時間がない
雄太さん
あんた今何してんだ・・・?
携帯に連絡してもつながらない
街中 さがしても いない
あきらめたころ
ふと、公園に目がいった
朝は明るくて子供たちが
集まって明るいところ
でも、夜になると
こんなにも暗くて
怖いところなんだ
ジャングルジムに人影があった
何か光ってる
俺はジャングルジムに近づいた
その人は月を見上げるように
ずっと上を向いていた
帝「雄太さん」
雄太「・・・・。」
帝「夜は冷えますよ。帰りましょ」
雄太「・・・・ぅん」
帝「雄太さん?」
俺はジャングルジムには上らずに
雄太さんをずっと見上げていた
ふと、ほっぺにしずくが落ちてきた
あれ?雨なんか降ってないのに・・・?
雄太「お前は先に帰ってろ」
帝「嫌ですよ」
雄太「今は一人にさせてほしい」
帝「雄太さんってつくづくむかつきますね」
雄太「そっか・・・」
帝「そんなに抱え込むと雄太さんの心が壊れますよ?」
雄太「・・・・。」
帝「あんたは人に心の水与えすぎなんですよ
そんな与えてたら、雄太さんはいつ
その水を補給するんですか?
雄太さん優しすぎます
まずは自分のこと考えて
そしてから、相手のこと考えるようにしないと」
雄太「年下のくせに」
帝「そうですよ。だから、言いたいことはいいます」
雄太「ホント、お前・・・。」
『優しすぎるよ。俺よりも』
雄太さんが最後に言った言葉は
小さくて、すぐに消えてしまったけど
その言葉は俺の胸の中にずっしりと
届いた
帝「さぁさぁ、泣いてないで帰りましょ?
俺だって暇じゃないんですよ。
帰ったら、プライドズダボロになった
仲間を慰めないとだしね」
俺が雄太さんに手を差し伸べると
今まで上を向いていた雄太さんは下を向いた
けれど、俺の手と取ることなく
ジャングルジムから雄太さんは飛び下りた
雄太「泣いてねぇし」
暗くてよく見えないけど
『きっと顔を真っ赤にしてるんだろうな』と考えると
不思議と笑みがこぼれた
雄太「何笑ってんだよ!!」
帝「いえいえ、笑ってないですよ」
雄太「絶対笑った」
帝「プリン食べたんですか?」
雄太「まだ・・・。って話そらすな!!」
どうしてあんたら兄弟はこんなにも
繊細で、傷つきやすい癖に
問題を一人で抱え込んでしまうのだろうか?
end


