ブサもさ男の正体!?

琥珀「愛希さん」


愛希「はい」


琥珀「あなたは僕に手加減一切無しですよね?」


愛希「はい」


琥珀「わかりました。ただそれを確認したかっただけなので」


愛希「いいえ、大丈夫です」




なぜが琥珀が他人行儀な聞き方をしてきた


すると見学していた帝が


帝「愛希、琥珀は本気になるといつもと少し変わるんだ」


それだけ言って帝は目をつぶった



琥珀「帝、少しは見たらどうですか?

あなた、なんでさっきから目つぶってるんですか?」



本当に琥珀はいつもと違う


あまり、帝達より一緒にいたことはないけれど


私でもわかる


そのぐらい琥珀は変わった


帝「見てほしいのか?」


琥珀「あんたね・・・。仲間が戦ってるんですよ」


帝「そうだな」


琥珀「誰のために戦ってると思ってるんですか?」


帝「all for one one for all?」


琥珀「・・・。なんかもうよくわかんなくなってきました」


雄太「話はそのぐらいでいいか?」


雄太がいい加減始めたいという感じで

会話をやめさせた


琥珀「そうですね、ずいぶんわかりました」


雄太「よし、始め」


琥珀「あ、聞き忘れてました。変なことしゃべったりしますけど

よろしいでしょうか?」


愛希「全然大丈夫」


琥珀「じゃ、僕からは仕掛けないのでどうぞ?」


挑発的に琥珀は誘ってくる

これは多分、私から行かないと琥珀は絶対に手を出さない


だったら、遠慮なく私は行かせてもらう


紅蓮と同じ技をとりあえずやってみようかな・・・?


琥珀に殴りかかる


すると、目の前にいた琥珀は一瞬で消えた


どこに行った・・・?


すると、後ろから声が聞こえた


でも、私の拳はまだ動いている


琥珀「愛希さん、紅蓮と同じ技を使って何のつもりですか?」

愛希「何していいかわからなかったから」


琥珀の声は鮮明に聞こえて

私も言葉を返している

私の拳はスローモウションのように

宙をかいている


琥珀「おやおや、ちゃんと会話が成立している

愛希さんはすごいですね」


拳止まれ!

早く、技をかけないと


琥珀「何を焦っているんですか?

まぁ、少しだけの会話でしたけど

ここで終わりにしましょうか・・・?」



その時、目をつぶっていたはずの帝が


帝「愛希、俺の言った言葉忘れたわけじゃねぇよな?」


帝はゆっくり目を開けて、私を見てから

少しだけ笑って また目をつぶった



琥珀「帝は何を言ってるんだか。

すいませんね、少し痛いかもしれません

愛希さん」


琥珀は拳は愛希の後頭部めがけて

すすんでいった