ブサもさ男の正体!?

後ろから『ザクッザクッ』っと砂を踏む音がする


その音はどんどん私たちの方に近づいてくる


でも、その音は聞いたことがある音だ


帝「愛希、マシュマロ、ガブ 帰るぞ」


なんで、変なタイミングでくるかな


本当に泣きそうなんだけど


また、うまく笑えるかな?


でも、帝は勘づきやすい


どうしようかな


振り向けないよ


だから、顔をまたうずくめる


私がなかなか顔を上げないからだろうか?

帝は私の前に立った


帝「どうした?」


いつもの声よりちょっとやさしい声


弱ってるときだからかな・・・(笑)


私が返事をしないでいると


優しい匂いに包まれた


帝が抱きしめてくれていた


びっくりして顔を上げようとしたけど

上げられなかった

今、帝の顔をみるときっと泣いてしまう


帝「泣きたいときは泣け。

でもな、勘違いすんなよ

今回のことはお前のせいじゃないぞ

それだけは、絶対勘違いするな

それと・・・。


泣きたくても泣けないと気があったら

俺を呼べ

何があっても、すぐに駆けつけてやるからな」



その一言で私の涙腺は崩壊した

せめて、帝に見られないように下を向いていた


ポロポロと、どんどん涙がこぼれていく


止められない


せめて声だけを出さないように


下唇を噛んでいたら

いきなり、顎を持ち上げられて

上に向かされた


唇に何かが触れた


びっくりして、目を見開いて


下唇を離した


そして、いきなり口の中に何かが入ってきた


愛希「・・・っ・・・ふっ、ん・・・」


何!? 何!?

そして、力が入んなくなって『ガクッ』となったところを


帝に支えてもらった


帝は唇を離すと『フッ』と笑って


帝「やっと、こっちみたな(笑)

愛希はやっぱり笑ったほうが可愛い

涙を流してる愛希もきれいだけどな」


私は口をパクパクするだけだった


私は両腕にガブとマシュマロを

抱きかかえているのに・・・。


もう一度、帝の顔が近づいてきた


よくわからないけど、目をつぶってしまった


でも、何も起きなかった


ゆっくりと目を開けると


ガブが帝の口を手で押さえていた


帝もびっくりして固まっている

するとガブが


「確認だけど、お前ら付き合ってるのか?」



帝は「付き合ってないけど?」と不思議そうに答えた



そしたら、ガブは


「だったら、そんな中途半端な行動はするなよ。帝

キスとかディープキスは本当に好きな奴としかしちゃいけないんだ

わかるよな?帝 あとで、説教だ」