私は中学生の頃

荒れていた

お父さんに教えてもらった喧嘩はどこに行っても通用した

だから、今思うと


調子乗ってたんだな


とか思ったりする


私は中学生のころ


それなりにいい中学校にいた


でも、夜になると


昼間とは別人の私と変わっていった


学校は普通の人

夜は不良

全部、全部

遊び感覚だった


だからいけなかったんだろう


なんで、もっと雄太のことをちゃんと聞かなかったんだろう


雄太も夜、不良化するけど


それは、この街の人々を守るためにだった


私はただ『自分の力が知りたい』


ただそれだけの好奇心で


街に行って喧嘩をした


ある日

『お前俺の所は入れよ』


そんなことを言われた


だから、考える間もなく

『いいよ』

即答した

何でこの時深く考えなかったんだろう

私がよく考えていたら

みんな傷つかなくて済んだのに




私が入ったところは


ここの街の中でも有名だったらしい


悪い意味で


なにも知らない私は


普通にたまり場に行った


私を誘ったのは


そこの総長を務める奴だった


たまり場につくなり


総長は『今日からこいつは俺の彼女だ』


とか変なことを言ってる


そんなわけないじゃん


誰がお前何かの彼女になるかっての


最初は私を気にいらない人たちが

ほとんどだった


だから総長何かがいないと気なんて


私に喧嘩を吹っ掛けてきたりした


でも、コテンパンにしてやった