同棲生活~キープアウト!続編~

山下さんが笑顔で言った。

「じゃあ。これにするよ。山下まけてくれるんだろ?」

「少しくらいなら、な。待ってて、店長に聞いてくる」

山下さんは、少しして戻ってきた。

「1万まけてやるよ」

「サンキュー」

「じゃあ、カウンターまで案内するよ。そこで会計済ませて、古い冷蔵庫の処分手続きもするから」

カウンターまで案内されて、あたしたちは山下さんと別れた。

ここからは、担当が別の人だった。

「それでは、お会計の方ですが。現金になさいますか? カードにしますか?」