同棲生活~キープアウト!続編~

落合さんは、箸を止めて遠い目をした。

6年も。
て、ことは、相当いい女だったに違いない。

「てか、オレの恋バナなんてどうでもいいよな」

「いいえ。そんなことないです。落合さんの彼女なら、美人だったんでしょうね」

「いや。そうでもないよ。バカで単純で泣き虫で天然な奴だったし」

「へぇ。オレの彼女もそんな感じの子なんですよ」

「じゃあ、オレがいないとダメだなとか思った?」

「思いましたね」