同棲生活~キープアウト!続編~

「そんなこと、気にしなくていいんだよ」

「えーっ。悪いよ」

「樹里はいずれ、オレと結婚するんだよ。奥さんからお金取るなんて変だろ?」

「でも」

「とにかく、金銭面のことは何も気にするな。いいな?」

「うん」

樹里がコクンと頷いた。

まさか、冷蔵庫代を気にしていたとは。
律儀な奴だな。
まぁ、そんなところも好きなんだけど。

「お風呂出ようか?」

オレは樹里の言葉を無視して、首筋にキスをしていた。