同棲生活~キープアウト!続編~

なんだか、重い空気になりそうで避けたかった。

「じゅりこ。覚えててくれたんだ?」

「うん」

「じゃあ、お茶を飲んだ後、車の中でこいうことしてた事も覚えてるか?」

「えっ? ――きゃっ!?」

優助の顔が真上にある。
あたしは助手席を倒されてしまった。

「わわっ!? 優助!」

「懐かしいな。この感じ。よく車の中でイチャイチャしてたよな」

「もう!! ふざけないで!!」

起き上がろうとしても、優助に手首を握られていて無理だ。

「スットキングの上から太もも触ると、いい感触なんだよな」

「ちょっと。優助! 警察呼ぶよ! 変態! やだっ!触らないでよ!」