同棲生活~キープアウト!続編~

「樹里から、佐伯の親に会ったって聞かされた時、そんなところまで進んでるんだって、勝手にイラついて怒鳴ったんだよ」

優助が続けた。

「オレなら、結婚できるまで待つよ。困らせるようなことしないから」

そう言って。
あたしの体を離した。

「樹里……」

優助があたしの名前を呼んだ。

そして、優助の顔が近づいてきた。

次の展開は予想がついた。
振り払おうとした時には遅かった。

優助はあたしの腰を引き寄せていた。

そして、唇が触れた…