同棲生活～キープアウト!続編～

「平日は残業だし。土曜日は休日出勤だし。まじでまいったよ。おまけに飲み会まで参加させられて散々だったよ」

「でも、もう忙しいピークは過ぎたんでしょ？」

「あぁ。過ぎたよ。だから」

「だから？」

「やっとゆっくり、樹里とできる」

亮二がニヤニヤ笑った。

「できるって…」

「分かんない？」

「いいえ。分かります」

亮二は２週間くらい毎日忙しく過ごしていた。

それで、平日は残業で仕事から帰ってくるのが遅くなり、夜の行為ができなくて。